稀によくある、ということ
稀によくある、という言葉を聞いたことがあるだろうか?
ネット上である人が間違えて、ネタとして広まった言葉らしいのだが、こういったことは稀によくあることですね。
一見、首をかしげてしまいそうな言葉です。
「稀」は頻度が少ないこと。
「よく」は頻度が多いことを指す言葉ですから、この二つを組み合わせると結局頻度は多いのか少ないのかどっちなのか、という風になります。
しかし、よく考えると「稀に」が「よくある」にかかっているので正しい意味は、「よくあることが、稀にある」という状況を指します。
この状況というのは、割とみなさんの身近に溢れていますよ。
例として、いくつか挙げたいと思います。
- 急いでいるときは赤信号に出くわすことが稀によくある。
- みかんの種は稀によくある。
- 中学の時の友達Aと会うことは稀によくある。
- カラスに襲われることは稀によくある。
頻度としてはとても少ないですが、その度に立て続けて起こることです。
他にも、みんな大体経験しているのだけれど、大抵一回くらいしかない体験なども含まれます。
例えば、下のようなものですね。
- 交通事故にあうことは、稀によくあることだ。
- 財布を落とすことは、稀によくあることだ。
- トイレの紙がないことは、稀によくあることだ。
このように、誰しもが大抵一度は経験するが、そう幾度もないときも使いますね。
ちなみに、上の例は僕が「まれによくあると感じていること」です。
トイレの紙がなかったときは、つらかったなあ(-_-;)。
稀によくあることは、あなたにありますか?
あれば教えてくれると嬉しいです(笑)。