線路上に相次ぐ逃走。死亡事故も発生
痴漢を指摘されて線路内に逃走する人が最近ニュースになっていますね。
つい先日には、男性が電車にはねられて死亡したようです。
彼は本当に痴漢をしたのでしょうか?
そうであるなら迷惑極まりないものですが、彼が冤罪であったとしたら、この事故をどう思いますか?
僕がもし謂れもない容疑をかけられ、周りの人に取り押さえられそうになったとしたら、きっと大きく混乱して何をするか自分でもわかりません。
怖くて言葉が出なくなるかもしれませんし、逆に暴れ出して何とか逃げ出そうとするかもしれません。
以前、記事にも書いたのですが、痴漢冤罪で裁判まで持っていかれたときの有罪率は99を超えます。
このことを知っているほど、必死になりますよね。
自分は無実だ!痴漢なんてしていないんだ!って証明しようとしたり、冤罪から逃れようとしたり。
ただね、この記事を書いたときはそれほど知らなかったんだけど、線路上ってめちゃくちゃ危険なんです。
いや、電車が通るんだから危険なのは知っているんだけど、それ以外の危険のことです。
例えば、線路わきとかに黒いケーブルとか走っているのをしっていますか?
あれって高圧電線で、めちゃくちゃ高い電圧がかかっているんですよ。
場合にもよるけど、600Vとかね。
因みに、その人にどれくらいの電流がどのくらいの時間流れたかで感電死するかどうかって決まるんですけど、大体50Vあればその条件をクリアします。
だから、触っちゃったらアウトってこと。
地下鉄だと、第三軌条方式っていう方式がとられていて、二本のレールに追加で高電圧のかかったレールが引いてあります。
だからね、もし痴漢冤罪になっても絶対線路には降りちゃだめですよ。
その場で黙秘して、弁護士をよんでくださいね!