零から

気になることやその日のことを日々綴るブログです。

そんなこと当たり前だろ!って怒る人

こうやって怒る人いますよね。

何か自分の中で、これはこうするものだ、と決まっていて、それに逆らうような行為をした人に向けて『何でこんなことするんだ。そんなこと当たり前だろう。常識のない奴め』みたいな感じで、相手を一方的に罵るんです。

 

 

場合によっては道理であることもある

モラル的な観点とか、仕事としてだったら、この罵倒の仕方にも頷けるときがあります。

例えば、葬式で亡くなった方の悪口を言ったり、亡くなったことをあからさまに喜んだり、他人が不幸になることを行ったりするのはモラル的に多くの人の間で、タブーとされていることです。

仕事としてだと、お客さんに対して横暴に接したり、先輩に傲慢な態度であたったり、書類のテンプレートを守らなかったり、といった自分の努力とか配慮でなんとかなる部分があると思います。

 

これらの事柄では、一般的な事柄が強いので『当たり前だろ!』って怒られるのも仕方ないかもしれません。

道理でないことも多々ある

しかし、実際は理不尽なことの方が多い。

道理でない多くの場合は、相手を卑下したり、八つ当たりだったり、偏見に満ちた思考だったり、とにかくどうしようもない理由ばかりだ。

 

僕は一般的な常識といったものはほとんど把握しているし、世間の情報とかは周囲の人よりも調べている方だと思う。

しかし、やはりこういったことで相手が怒るということや、普段の生活で場面に出くわすことがある。

 

凝り固まった常識を相手に押し付ける

『ふつうはこうだ』とか『常識だと』と、自分も周囲も知っているけど知らないのはあなただけだ、と相手を完全に突き放した上で、嫌みのようにその知識を教えてくるのだ。

『そんなことお前には聞きたくない!』とか『自分でもう調べるわ!!』とか考えても、大抵は『自分でも調べられるだろうに、何で私に聞くんだよ。使えないやつだ』とか一言余計に言ってくる。

 

ふざけるんじゃないよ。お前の常識なんか知るか!

とか言いたくなる。

 

僕の周りだと、これを最も言ってくるのは僕の母だ。

 

家族だからといって、気軽に質問したり、何かについて聞くと、突然こんな風に怒り出す。

最近あったことだと、封筒の書き方について聞いて怒られた。

 

大きめの封筒なのだが、僕はこういったものは大学の入学書類とか申し込みのときに触った位で、手紙や年賀状などのやり取りをしたことがないため、書き方が分からなかった。

そこで母に封筒の書き方について聞いたところ『そんな常識も知らないの?』とか『こんなこと普通に書けばいいでしょ』と言われ、挙句には『スマホもってるじゃん。何で何でも調べられるのに人に聞くの?』と言い出すのだ。

結局、僕は母の言い方に納得して、自分で調べて書くことにした。

 

理不尽に怒る人

 

母はこういったことが多く、実際に『親は子供より上で、親より子供が正しいことはない。親は子供より常に正しい』ときっぱりと言い放っている。

しかし、そんなことはあるはずがなく、母も一人の人間であるからミスをすることがある。

よくあるのは『記憶違い』だ。

年を取ってきたからか、僕が言ったこととか自分の言ったこととかを間違えて記憶して、僕がそれを優しく指摘すると烈火のごとく怒る。

『そんなことはない』『絶対にそう言った』『あんたが間違えている』が常套句である。

 

こういう人というのは、総じて僕は『未熟な人』であると考えている。

もちろん、自分が未熟ではない、といっている訳ではないが、そういった態度を示す人のことはそうであると思う。

 

例えば、英研究では人に暴言を投げかけたりすることが自尊心を満たすことにつながる、という研究結果が出ている。

 

karapaia.com

要するに、自分の自尊心を満たすために、人に迷惑をかける愚か者だ。

 

また、相手を見下すことで優越感に浸るということもある。

こういった行動をする人は、ネット界隈でもあふれていて、動画配信サービスなどでは『キッズ』と呼称されることがある。

 

dic.nicovideo.jp

 

キッズは、精神年齢の低い人という意味で使われる。

僕の母の場合だと、『自分が絶対に正しいと譲らない』という点で見れば、なるほど、『言うことを聞かない頑固な子供』と変わらない。

 

怒られる方にも原因はある

人に対して、何かを聞くということは、自分が聞く事柄に対して、自分ができる限りの調べをしているのが礼儀である。

橋本知事の会見とかを見ていると、そういうのは深く感じる。

www.youtube.com

相手を知ったうえで、相手に質問したり、関わったりするのだから、相手のことを最低限知っておくのは『当たり前』ということだ。

 

そう考えると、『当たり前だろ!』っていう人には、道理があるように思える。

 

『ちゃんと仕事のことも!俺のことも!勉強するのが当たり前だろ!』

まとめ

暴言を吐くことは『未熟』な人がすることで、理不尽に怒っているように思える人も、実際には道理の通った怒りであることもある。

 

ただ、どうしても耐えきれないな、と思うなら、相手をパワハラだとかで訴えることもできる。

僕の場合は母だが、最近では相手の言うことに素直に従うことで、関係を良好に保つことができている。

 

相手の常識を受けいれてあげれば、相手もそこまで理不尽な物言いはしまい。