零から

気になることやその日のことを日々綴るブログです。

暗い人から明るい人になれた一つの方法

お題「やってみてよかったこと」

 

僕は中学生の頃、愛想が悪く、消極的で、いわゆる気持ちが悪い根暗でした。

みんなが話し合っているときに自分の意見は言えないし、話しかけられても気の利いた返事はできませんし、挨拶を交わす相手はごく一部の友人のみでした。

 

そのため、中学生の僕を知る方の僕のイメージは『暗い奴』。

小学生の頃は、クラスのランキングで『クールな人』一位を記録し、小学生と中学生の同窓会は既にはぶられている身です。

 

このことが僕はとてもコンプレックスでして、高校生になって変えて行こうと決意したわけです。

 

 

最初に目指したもの

目標がないと人は頑張れないわけで、到達点というものがあるからこそ、人はそこに向かって努力できるわけです。

そこで、僕はその当時にどういう人物になれたらいいか、ということを考えて一つの目標を立てました。

多くの人にとっては当たり前のことかもしれないけど、当時の僕にとっては最も高い目標として設定したのは『気軽に話かけられる人』。

あいつなら声をかければ返事をしてくれる、嫌な顔をしない、話を聞いてくれる、という人物です。

 

こういう人になるにはどうすればいいか?ということを、まずは自分の中で確立させることに努力し始めました。

 

最初に気付いたのは母だった

そういうことを考えながら過ごしているときに、一緒に暮らしている母から、会話の途中で突然『何で怒っているの?』と言われました。

そのとき、僕は全く怒っていませんでした。

そこで母から話を聞いて、僕は自分が何で暗い人なのか、どうしたら明るい人になれるのか、ということに気付き始めます。

そこで感じたのは、自分が周りからどう思われているか、どういうことをしたらどういう風に思われるのか、ということは自分ではなく、他人にしか分からないということです。

これを機に、僕はその都度、自分を変えようと努力して、今は周りの人に『暗い奴』って言われなくなりました。

むしろ『お前うるさいよ!』って言われるくらいです(笑)。

僕の場合はこうした

僕は暗い自分を変えるために、周囲の人から意見を聞いた。

どうすれば明るくなれるのかな?って。

そうしたら、嫌な顔をする人はほとんどいなかった。

みんな、こういうところがダメなんじゃないかな?とか、逆にお前のいいところはこういうところだよって教えてくれるようになった。

 

具体的に何をしたかっていうと、例えば目線を下から上にあげた。

最初は恥ずかしかったから、電線とか鳥とか雲を眺めながら歩いていたら、自然と人と会話するときも視線は下には下がらなかった。

ついでに『上を向いて歩こう』と、自然と動物が好きになった。

 

他は、相手の話をよく聞くようにした。

相手の話したい事を聞いてから、それについて自分は共感したり、コメントすると、相手との話がよくつながるようになって仲良くなることもあった。

 

他にもたくさんあったけど、僕が言いたいのは、自分で自分を変えようとする意識を持てば、周りも自分もそれに同調して、自分を変える手助けになるということ。

 

高校生になって2年生位のときに、中学校の同級生に「お前明るくなったな」とさり気なく言われたときは、死ぬほど嬉しかった。