親知らずを4本同時に抜いた経緯と理由
僕は高校生から大学生にあがるときに、親知らずを四本同時に抜きました。
とてもつらい思いをしたのですが、今思うと全部抜いてしまってよかったと思っています。
四本抜くことになった経緯
僕が親知らずを四本抜くことにした経緯については、少々特殊な事情がありました。
それは、左下顎の親知らずが歯牙腫になっていたということです。
歯牙種とは、歯などのエナメル質などが変質することでできる腫瘍で、悪性だとガンと呼ばれます。
僕の場合は、組成検査をしたところ幸いにも良性でした。
良性といっても、顎の骨に穴を開けて手術で取り出すため、全身麻酔が行われるということでした。
そのため、どうせならということで、ついでに他の親知らずも抜いてもらうことにしたわけです。
あまり四本抜くという自覚はなかった
四本同時に抜くということは、実感としてあまりもっていませんでした。
先生に勧められがまま、母に言われるようにしていたので、自分で四本同時に抜くということに対して考えはありませんでした。
そのため、あまり躊躇せず、気軽な気持ちで四本同時に抜くことに同意しました。
抜いた後は数日はめっちゃつらい
抜いたあと、四本の親知らずを抜いたところから、大量に出血をしました。
時折、暖かい液体が口から出たと思って、唾液を出すと血で真っ赤でした。
このような状態が少なくとも3日は続きました。
特に歯牙腫の治療痕は、ご飯を食べるときや会話をするときに、血が止まったと思ってもドバっと出たりしました。
寝ているときはとにかく痰が出て、一日に二箱ティッシュを使いました。
痛みも結構つらくて、痛みの状態は炎症に近かったです。
熱を持っているような感じで、普段はハンドボールくらいの顔がバレーボールくらいにはれ上がりました。
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痛み止めが一日に3錠渡されるのですが、効き目が続くのが6時間で、夜ご飯を食べる18時から6時間経った24時くらいに激痛で目を覚まします。
そのため毎晩、ナースコールをしていました。
お風呂は入れないため、朝にドライシャンプーを使っていました。
ご飯はスプーンがギリギリ入るくらいしか口が開かないため、めっちゃゆっくり食べていました。
口は痛いですが食欲はあるので、もどかしくて早く食べようとしては、口から血をはいてました。
こういった状況は、しばらく続きました。
地味につらかったこと
口の端が手術するときに機材とこすれて切れちゃってました。
そこは治るのがとても遅くて、二週間くらい治るまで時間がかかりました。
また、退院したときには顔が腫れていたので、マスクで隠しながら帰りました。
四本抜いてよかったこと
まず、親知らずが悪さをすることがもうないという安心感ですか。
僕の親知らずの内、二本が横向きに生えていたため、放置していたら隣の歯を傷める原因となっていたようです。
そのため、早めに抜くことができてよかったと思います。
また、何度も親知らずを抜くために手術を受けなくてもよいというのは、かなり大きなメリットだと思います。
抜いてみたらわかりますが、一本ぬいているだけで食事をするのは大変だし、周りの人から一目で分かるくらい腫れます。
時間のある学生の内はよいですが、会社勤めをしている方なら、まとまった時間があるときに抜いてしまった方がよいです。
僕の母は四度分けて抜いたそうですが、とても面倒だったそうです。
稀に親知らずが他の歯の邪魔にならない状態で生えてくることもあるそうですが、多くの場合は障害となることがあります。
気付いたときには遅く、となりの歯も抜くこともあるので、早いうちに診察は受けてくださいね。
終わりに
僕が親知らずを四本同時ぬくことで、それらの問題に悩まされなくなりました。
時間がない方や、何度も診察に行くのが億劫な方は、四本同時に抜くのがよいかもしれませんね。