零から

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最強の消しゴム?大学生は結局Ainを使う理由と消しゴムの比較

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消しゴムを使って、僕は15年以上になる。

多くの大学生もそれくらい、消しゴムと触れてきただろう。

 

僕らは、そういった長い時間をかけて、最後には自分に最もなじむ消しゴムを選ぶ。

あるものは消しやすさを、コスパを、デザインを、消しカスの集まりやすさを、はたまた違う点について、自分にとって最高の消しゴムを使う。

 

僕もその例にもれず、自分の思う最強の消しゴムをかれこれ7年程愛用している。

消しゴムを使い切っても、また新しく買うのは、同じ会社の同じ消しゴムだ。

もしその売店になければ、他の文房具屋に行ってまで買いに行く。

きっと、他の学生も同じことをしているはずだ。

 

それくらい、学生は消しゴムに対してこだわりを持つものだ。

 

あれ?お前もAinなの?

 ある日、僕は友人とともに授業を受けていた。

隣合う席に座り、授業を受けていて、ふとノートにミスを見つけて手元にあった消しゴムを使ったのだ。

そのときだった、友人が僕に声をかけた。

 

「それ俺の」

「あっ。ほんとだ」

「あれ?お前もAinなんだな」

「おう、いいよなコレ」

「ああ」

 

こういうことは何度かあった。

間違えて手に取ることはなくても、ふと友人の手元を見たときに、Ainを使っていることは稀によくある光景となっていた。

 

0kara.hatenablog.com

 そんなとき、友人と話した消しゴム談義が割かし印象に残っている。

 

Ainが結局最強

結論はこうであった。

なぜ、そのような理論になったのか、順序だって説明したいと思う。

まず、多くの学生が使う消しゴムは以下のものになるだろう。

  • MONO
  • Air
  • まとまる君
  • 激落ち君
  • Ain

それぞれに特徴がある。

しかし、Ainの前ではデメリットの方が大きい。

MONO

値段が安く、消しやすさは最高である。

だが、MONOの消しやすさは代償をもって実現しているものだ。

それは、全ての長所を消すほどの脆さと低持久性である。

 

安いが、すぐになくなってしまうならコスパは最低レベルだ。

本当に丁寧に力を入れないお嬢様筋力の者なら使用できるだろうが、それ以外のものが使えば3日ともたないはずだ。

僕のMONOの最短で砕け散った記録はわずか半日である。

いわば、MONOは急ごしらえの強力な兵器と考えるべきだ。

 

 

Air

耐久性、値段、消しやすさ、持久性どれもかなり高水準でまとまった優等生タイプだ。

これに落ち着く中学生は少なくない。

ただ、ある欠点があると、使い始めればすぐに気づくはずだ。

それは壊滅的なまでの、消しカスのまとまりくさと消しゴムの汚れやすさだ。

Airは使い始めるとすぐに黒くなり、線を消すばかりか紙を汚す。

また、消しカスはまとまる気配すら見せない。

ごみは散らばり、たちまち君の周りに消しカスになれなかった哀れなカスが降り積もるだろう。

 

まとまる君

纏めるために消しカスを大量放出する。

まるで政治家のような消しゴム。

めっちゃ固い。

はなくそサイズまで使い続けることになる。

多くの学生が筆箱にひっそり忍ばせている、もったいなくて捨てられない消しゴムの欠片ランキングで一位を獲得している。

また、机の端にでかい消しカスの塊を貯蔵して、クラスメイトに消しカスをねだる奴は十中八九、MONOかまとまる君を使っている。

 

激落ち君

もっとも嫌われている消しゴム。

中学生でも二年生までが使用する消しゴム。

もはや、高校生になると姿すら見えず都市伝説の域となる。

旬の時期は、試験や合格発表を控えた1月や2月に、塾や予備校の前で収穫される。

そのころだと、無料で手に入る。

Ain

MONOに消しやすさは負けているが、それ以外では最高峰の性質をもつ。

 

消しやすさは普通だ。

過不足なく、十分。

消しゴムとしての性質を全うする。

製図に用いる者も一定数存在。

 

耐久性、持久性は群を抜く勝手さ。

これを愛用する学生のほとんどが、一度も欠けたことがなく、一度も買い替えたことがない。

それだけ長く持つ。

この性質から、コスパ最強だ。

 

消しカスのまとまりやすさはかなり良好。

消しカスも大量に出るほどでもないので、散らかるということはほとんどない。

ただし、唯一の欠点として、鉛筆の濃い部分をこすりすぎると消しゴムが滑ったり、紙を汚すことがある。

しかし、この欠点はプレイヤースキルで誤魔化せる。

強く強くこすることで、これを回避できることが判明している。

このコツをつかめば、全く気にならない。

 

終わりに

以上で、本文は終了である。

大げさに書いたはいいが、実際はAinを使う大学生が多いというのも、僕の周りに限った話だ。

また、この記事は僕の偏見に満ちた所見で書かれている。

この記事を読んでいる方は、自分で一番だと思う消しゴムを見つけてほしい。